中国古典〜1日1言〜:2/21
2/21
知りて知らずとするは尚なり
-知不知、尚矣-
「老子」
知りて知らずとするは尚なり
知っていても知ったかぶりをしない。これが望ましいあり方だ。知りもしないのに知ったかぶりをする。これは重大な欠点だ。
問題は、知ったあと、どうするかだ。そんなこと百も承知しているとばかり、したり顔をしてまくしたてる。これではかえって周囲の反感を買ってしまうだろう。
専門職でよくあること
専門職において、不徳な人物ほど知ったかぶりをする傾向がある。私はそのように思います。常に謙虚に物事に接していかないと、自身の大成は成し得ないと私は強く思います。
理学療法士として10年間病院に勤務していたころ、先輩方でも質問したことに対する返答に違いがありました。
私を成長させるために、単に質問に対する答えを与えるのではなく、考え方まで教えてくれる先輩を私は尊敬していました。
わからないことを論点をずらして答える先輩を、私は好きになりませんでした。そして口だけで行動が伴わない先輩も。結果を出すのではなく、行動で事象を起こすことが成長するために最低限必要なことだと思います。
謙虚であること
人とのコミュニケーションを図るうえで、私は謙虚に対応することを忘れないようにしています。
謙虚であることは、自己満足せず努力を続ける原動力にもなります。常に上の存在を意識するベースにもなります。
中国古典〜1日1言〜:1/21
徳を身につけ、社会人としての基盤を作ることが少年期には求められると思います。
試合では大胆に
謙虚に過ごすばかりだと、人生は味気ないです。自身の得意とする分野を作り、社会に還元していくことが重要だと思います。
個人単位と組織単位で能力を高めることが大切です。
練習や準備は謙虚に一所懸命行い、試合など本番は大胆におこなう。そういった心持ちが大切だと思います。
中国古典〜1日1言〜:1/18
本書は人生を生きるうえで参考になることばがたくさんあります。ぜひ購入して普段の生活に役立てることをお勧めします。