中国古典〜1日1言〜:5/18
谷本一真
taniblog
まさに大いに為すあらんとする君は、必ず召さざる所の臣あり
-将大有為之君、必有所不召之臣-
「孟子」
まさに大いに為すあらんとする君は、必ず召さざる所の臣あり
「将来、大事業を成し遂げようとする君主には、必ず呼びつけにできない臣下がいる」という意味。
呼びつけにできる臣下にばかり取り囲まれていたのでは、大きな仕事などできないばかりか、人間的な墜落まで招きかねない。
この言葉にあるように、大事業を成し遂げるためには優れた仲間が必須である私も思います。スタッフに恵まれると目の前の仕事に集中できます。また、自身が劣っている部分を指摘してもらえることでより自身をアップデートすることができます。
そして、自分より優れた人物と仲間になれると衝突もあるかと思います。しかし、事業が成長するためには意見のぶつけ合いは大切なことだと常々思っています。そうした活発な議論ができる組織だと、よりクリーンで活力のある組織であると私は思います。
私は考える優れた人物とは、謙虚で言動力のある人だと思います。そして、自信の欠点や意見に指摘されたり反発されても、決して頑なになるのではなく、柔和は対応ができる人物であると私は思います。
この謙虚というのは、時にネガティブに働くことがあるかもしれません。優柔不断であると臣下から疑念を抱かれることがあると思います。なので、言動力が大切だと思います。言葉で発したことに責任を持たなければなりません。安易な発言というのは、控えることが重要です。
中国古典〜1日1言〜:1/24
優れた組織になるために、仲間の存在は大切です。
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