中国古典
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中国古典〜1日1言〜:4/13

谷本一真
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鼎の軽重を問う

-問鼎之軽重-

「左伝」

かなえ軽重けいちょうを問う

「しかるべき地位についている人物に対して、その資格を疑い、退任を迫ること」

鼎:王位。または王位の象徴。
軽重:重さの度合い。

現代のリーダーも、鼎の軽重を問われるようになってはおしまいだ。そうならないためには、リーダーにふさわしい徳と力を、しっかりと保持していなければならない。

疑念を抱かれるリーダーは…

指導者や組織のリーダーとして、周りから疑念を抱かれるようではまだまだである。「この人に指導を受けたいと思わない」「この人の言ってることは的外れなことが多い」「あの人がやっていることは尊敬できない」など、まわりからネガティブな声が多いとリーダーとしてはまだふさわしくないのかもしれない。

実力が立場に追いついていないことが要因であれば、自分の実力を過信してしまうケースもあると考えています。しっかり、自己分析がおこなえていればそのようなケースにはなる可能性は低いと思います。

客観的にかつ物事を多角的にみれる習慣をつけることが、自己分析を正確に行えるために大切なことの一つだと思います。

立場が上の人の資質を疑う

逆に指導を受ける立場としたら、その指導者の資質を疑ってみるべきだと思います。専門家として、人間として軽重をとわれる必要のない人物かを見定めないといけません。

尊敬できない人物のもとで働いたり、学びをすすめても自身の成長を加速させてくれません。そういった

疑ってみても、やはり尊敬できてついていきたいと思わせてくれる人物には、その人から学べるもの全て吸収して自身の徳を磨き続ける必要があると思います。

守屋 洋 中国古典 一日一言 PHP文庫

本書は人生を生きるうえで参考になることばがたくさんあります。ぜひ購入して普段の生活に役立てることをお勧めします。

ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、PRP-Japan
PRIコンセプトを基に、障害の予防とパフォーマンスの向上を目的としたコンディショニングをおこなっています。また、サッカー指導者としても活動しており、特に小学生に対する指導を行っています。 運動や習慣改善によって健康を支援することに情熱を注いでおり、各個人のニーズに合わせたプログラムを設計しています。興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。詳細は直接やりとりの中でお伝えいたします。
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