選抜チームにおけるキャプテンの決め方
谷本一真
taniblog
私が指導させていただいているサッカークラブが、定期的に参加させていただいている宿毛大会が終わりました。
小学4年生は、身体的な能力よりも技術的な能力の差が顕著に現れる年代だと感じています。
その中で、足元の技術が高いチームに対して0-5と大敗した試合がありました。
この試合のフォーメーションは上記の通りです。
青:自チーム
黄:相手チーム
Leo the footballさんの「蹴球学 名称だけが実践している8つの真理」を読み終えたことによって、問題をより明確に理解することができました。
このポジショニングのミスマッチによって、ボールコントロールスキルやキックコントロールスキルが優れている相手だと、簡単にシュートまで持っていかれます。
また、自チームのNo10のポジションにプレッシャーがかかりやすい状況にもなります。
しかし、対応策はあります。
しかし、ポゼッションスキルが高い場合はビルドアップは容易になります。迂回経路をうまく使いながら、数的優位をつくり前進することができます。
まだまだ自チームはボールコントロールスキルのアベレージが非常に低く、同じ目線に揃えることができません。
U-10では、技術力がそのままチーム力に影響します。
ゴールデンエイジといわれる年代までには、ボールコントロールスキルやキックコントロールスキルを高めることは非常に大切です。
そこから、エコロジカル・アプローチによる制約主導型のトレーニングで非線形型の成長を促せるようにトレーニングしていくことが大切だと思います。
そのような指導ができるように、日々のトレーニングを大切にしたいと改めて感じさせれました。