N14中西メソッド〜実践してみた:試合で決まりやすいシュートとは?〜
中西哲生さんは、メソッドの中で「体積を増やすシュート」が有効であるといっています。
ストレートで蹴ると四角錐になるが、
ゴールに対して、四角錐の外側に曲線を描くキックをする事が体積を増やすシュートである。
体積を増やすシュートとは?
それが、
このシュートはGKがセーブしにくくなる。
私も高校の時にインカーブのゴールを決めた事を思い出します。しかも、強いシュートではなく力みがないシュートでした。
シビアな状況+相手のミスなどを省いたゴールを除くと、速いシュート、強いシュートは決まっていない。
N14ラボ 中西哲生オンラインサロン
強いシュートを蹴ろうとすると、力みが生じやすくなるといいます。
確かにそうだと思います。
現役時代は、MFでプレーしていましたが、ミドルシュートは強いシュートを決めるしか頭にありませんでした。このような知識があればもっと違ったプレーができていたと思います。サッカーは常に変化し進化していくスポーツだと改めて感じています。
指導者は、自分自身が成長を止めてしまっては絶対にダメだと思います。
病院勤務時代でも、常により良いリハビリが行えるように勉強を積み重ねていく必要がありました。
サッカーにおいても(どの分野においても)、技術と知識を積み重ねて進化させていく事が大切だと思っています。
実際にトレーニングしてみました
今回、N14中西ラボで学んだシュートを練習してみました。
成功率は1〜2割ですが、この成功率を高めるために練習を積み重ねていく必要があります。
このインカーブのシュートに加えて、シュートフォームが”軸足抜き蹴り足着地”だとGKは読みにくいシュートとなるとの事です。
ボレーやヘディングは、このフォームにちかいことが、ゴールが入りやすい理由の一つと中西さんは述べていました。
また、ショートバウンドのインカーブのシュートが入りやすく読みにくいシュートとなるらしいです。
ミドルシュートの場合
体積を増やしたほうが良い時、ストレート系のシュートが良い時、毎回シュートを打つ距離と角度、GKのポジションによって選択するシュートが変わる。
N14ラボ 中西哲生オンラインサロン
という事らしい。
様々なシュートスキルを身につける事に越したことがないという事と捉えています。
しかし、一番入る確率が高いのが、インカーブのシュートであり、決して強く速いシュートが入るわけではないという事。
素晴らしいシュートシーン(1分5秒〜)
シュートが入る確率を高めるために
体にテンポを宿らせる(一連の動作に)
焦りや力みはすべてを狂わせる(感情を殺す)
平常心(平定心)で蹴る
これらが大切と中西さんのサロンを通して学びました。
平定心は造語で、心がまとまって平であるという事が大切であると思う。左右どちらにも対応できる事が重要であると考える。心は揺れ動くものだが、シュート場面では心が定まっている事が重要である事を表現した。
これらの事をベースに、”ゆっくり丁寧に”自分なりのシュートフォームを構築していく事が大切です。
この「何事もまず”ゆっくり丁寧に”」という言葉は、オンラインサロンで中西さんに質問をした時に頂いた言葉です。
中西哲生さんのオンラインサロンでは、本当に様々な学びを得る事ができる大変有意義なサロンとなっています。
毎回、様々な発見を頂きとても勉強になります。
繰り返しになりますが、このシュートを身につけるには「体にテンポを宿らせる」ように練習を繰り返していくことが大切です。
私は、このシュートが蹴れる確率は10回に1〜2回蹴れるかというレベル。1万時間の法則という言葉があるが、練習の量と質が両方マッチする事でより成熟度が高まると思います。
また、平行して身体の緊張を整えるボディワークやコンディショニングなどが、成功率が高める方法なのだと思う。だから、サッカーの実際の練習だけでなく、リラックスするためのストレッチやマッサージ、瞑想、他競技を行う事によるリフレッシュなどは重要であると思う。全ては目的のために繋げられるという事であり、世の中に無駄な事などなく、捉え方次第で全ては良い方向を向くという事と思います。
意識の高い選手であれば、小学年代からこのように個人トレーニングをするべきだと思います。いつか、中西哲生さんみたいに、サッカーのパーソナルトレーニングができるようにこれからも準備していきたいと思います。