中国古典

中国古典〜1日1言〜:4/5

谷本一真

4/5

伏すこと久しきは、飛ぶこと必ず高し

-伏久者飛必高-

「菜根譚」

伏すこと久しきは、飛ぶこと必ず高し

「長いあいだうずくまって力をたくわえていた鳥は、いったん飛び立てば、必ず高く舞いあがる」菜根譚はこう語ったあとで、さらに、次のように付け加えている。

「他に先がけて開いた花は、散るのもまた早い。この道理さえわきまえていれば、途中でへたばる心配もないし、功をあせっていらいらすることもない」

「人生に逆境はつきものである。問題は、その時期をどう過ごすかだ。」
もっともまずいのは、あせってバラバラ動き回ることだ。
ピンチこそチャンスだという。逆境のときこそ、じつは自分を鍛えなおすチャンスである。あせらず騒がずじっくりと力をたくわえながら、静かに時を待ちたい。

 

若い才能がすぐに潰えてしまうわけ

この言葉を聞くと、サッカーでガンバ大阪の宇佐美選手や名古屋グランパスの柿谷選手を思いついてしまいます。彼らはともに若い時に有名で世界ユース大会でも優れたプレーをおこなえていました。

しかし、次第にその影は潰えてしまいます。宇佐美選手は2度の海外挑戦も高みに登ることができずに帰国し、柿谷選手はJ2徳島でプレー経験をする時期がありました。この言葉にある「ほかに先駆けて開いた花は、散るのもまた早い」という道理に納得してしまいます。

人間に喩えられると、この理由の一つには「素行(普段のおこない)」が影響していると私は考えます。

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小さな善の積み重ねや、小さな悪を積み重ねないことが、安定してながく活躍できる大切なことなのかもしれません。そういった点では、久保建英選手には少し心配しています…

人生には逆境がつきもの

そもそも、勝利や成功などは一瞬の出来事なのかもしれません。ボクシングなどは、試合で勝つために大変な苦労をされます。減量やスパーリング、激しいトレーニングなど体を追い込みます。そういった苦しい時期を過ごすことで、試合の結果が好転しその後の人生が豊かになるのかもしれません。

そういった挑戦の連続をしていく方が、人生は楽しいと思います。常に同じ場に留まるのではなく、時代が流動的に動く昨今、自身の人生も流動的に動いていくものだと私は思います。

環境はかわらなくても、あせらず力を蓄えてチャンスを逃さずに時を待つことも大切なのかもしれません。資格取得や能力向上など、自身の価値を高める活動を続けていくことが大きな挑戦をえられるかもしれません。私も読書に目覚めて、知見を広げていくなかで公務員を辞めて転職という道にすすむことができました。今はこの生活の方がよかったと思っています。

守屋 洋 中国古典 一日一言 PHP文庫

本書は人生を生きるうえで参考になることばがたくさんあります。ぜひ購入して普段の生活に役立てることをお勧めします。

ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士
PRIコンセプトを基に、障害予防に特化した運動療法を実施しています。 また、小学生へのサッカー指導や社会人サッカーチームの監督をしています。 PRIコンセプトに基づく運動療法を希望する方やスポーツにおけるパフォーマンス向上に取り組みたい方、お気軽にお問合せください。
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