中国古典〜1日1言〜:1/26
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むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ
-寜為鶏口、無為午後-
「史記」
大企業のなかで鳴かず飛ばすの一生を送るよりも、中小企業でもいいから、その頭(トップ)になって存分に腕をふるったほうがよいという意味。
鶏口:小さな団体の長・頭のたとえ
鶏口にかけてみるのも、一つの生き方かもしれない。ただし、それを成功させるためには、時勢に対する深い洞察力を必要とする。
時勢:世のなりゆき
鶏口牛後
私は大企業ではないですが、数百人の従業員がいる病院から、一般の株式会社に転職しています。そこでは鶏口となり、日々一生懸命に働いています。自分が転職した目的に向かって邁進しています。
チームの監督やコーチもそうですが、そこには責任がつきものです。
結果が伴わないときは、責任をすごく感じてしまいます。
そういった経験は、頭(トップ)を経験する人間にしかできません。
しかし、鶏口になるためには、牛後も経験しておかないといけないと考えています。いきなり鶏口になっても、知識や技術が追いつきません。そして考え方も思慮深くならないと思います。やはり、いろいろな立場を経験しておくことが、指導者として指導するときに役に立つと考えています。その立場を経験しておくことで、その心情を理解することができるからです。
時勢に対する深い洞察力
時勢を理解するためには、情報リテラシーを高める必要があります。
そのためにも、一次資料にふれることが大切であると考えています。
文献などには、参考文献が記されています。その参考文献に目を通すことが大切です。
その一次資料がどのような研究デザインで構成されているか把握して自分なりに考察をすることが大切と考えています。情報を鵜呑みにしてしまうと、印象操作に引っかかってしまうケースがあります。情報を正しく読み取る力を養っていくことが大切だと考えています。
私は、医療が発達してきた昨今、2019年に予防医学に関して興味を抱いていました。自分自身の体も予防医学で学んだ知識を使って改善が図れたからです。頭痛や腹痛、肌荒れが食事管理と運動療法で改善されました。
こういったことが、病気を引き起こすきっかけにもなります。こういった予防医学の知識をもっと普及して病気になりにくい体づくりをすることが大切であると気づき、転職に至りました。
新型コロナウイルス
2019年(1年間):季節性インフルエンザの感染者数=1,876,083
2020年1月16日〜2022年1月23日(約2年):新型コロナウイルスPCR検査陽性者数=2,121,242
現在の季節性インフルエンザの感染者数は激減しています。
インフルエンザ流行マップ
2019年シーズンと2020年シーズンでは感染者数にかなりの違いがあります。