サッカー
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子供達の成長を後押しする方法

谷本一真
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少年サッカーの指導を通して、私が子供達の成長を後押しするための方法をまとめます。

それは

  1. 「できそう」で「できない」という課題を与えること
  2. 失敗する機会をあたえること

です。

①課題

課題を与えるうえで注意していることがあります。

それは

  • 「クリアしたい」という課題を与える

ということです。

私が指導しているチームの選手で、課題に一生懸命取り組んでくれる選手がいました。それは「無回転シュート」を蹴れるようになるという課題です。ボールの中心を捉える練習にもなります。練習の休憩時間でも、一生懸命課題に取り組んでいました。子供達が「練習している」と自主的に取り組む行動変容をあたえられことが嬉しかったです。

自分の能力を向上させるためには、自主トレーニングは非常に大切です。外発的ではなく、内発的に。言われてやるのではなく、自らがすすんで行うことが大切です。

②失敗する機会を与える

よくあるのは「失敗しないために、大人がその場面を奪う」ことです。誰しも失敗はあります。特に子供時代には反省や後悔などの失敗が、心身の成長には不可欠です。

試合に勝つために練習しています。
勝つためには、さまざまな手段を講じなければいけない。

講じるとは、「問題を解決するために方法や手段を考え、実施すること」

その過程で失敗は不可欠です。失敗=勉強です。勉強させないで成長できません。僕は子供達に試合中にミスをした際には「勉強になったね」という声かけをするようにしています。

近年、親が子供の行動をコントロールしすぎているのではないかと危惧しています。もちろん、各家庭に教育方針がありますし、何がbetterかはわかりません。ただし、子供の自主性を重んじた教育方針が私は好きです。

子供達がプレーする機会を与えることが、まずは指導者としての役目だと思います。次に、良い指導を行える人間性とスキルが大切です。

今後も、子供達の成長を後押しできるように精進して行きます。

ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、PRP-Japan
PRIコンセプトを基に、障害の予防とパフォーマンスの向上を目的としたコンディショニングをおこなっています。また、サッカー指導者としても活動しており、特に小学生に対する指導を行っています。 運動や習慣改善によって健康を支援することに情熱を注いでおり、各個人のニーズに合わせたプログラムを設計しています。興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。詳細は直接やりとりの中でお伝えいたします。
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