Dietary Mangement & Nutrition
PR

運動する目的を大切にする:目標とする数値設定の理由を明確にし、心に留めておきたい事を整理しました。

谷本一真
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
私が考える運動の目的(本質)
  1. 容姿を良くする(筋肉をつける/体重を落とす)
  2. ストレスを解消する
  3. 病気や怪我を予防する(内科/循環器科/整形外科 他)

筋肉をつけたい。体脂肪を落としたい。

これらを目的としてジムなどを利用される方は多くいらっしゃると思います。

ですが、これらは私にとっては”手段”であって”目的”ではないと考えています。筋肉をつけたいと思った理由はなぜか?筋肉をつけてどうしたいのか?その裏にある目的は人それぞれです。例えば、筋力をつけて膝の痛み和らげたい。とか、体脂肪を落として見た目を良くした。など‥

目的(本質)を見失わない事は、とても重要だと痛感しています。その目的を明確にし、言語化しておく事は大切だと思います。

今回、私が考える“運動する目的”を整理してみました。(賛否あると思いますが、私なりの考えをまとめてみました)

1.「筋肉をつけたい」「脂肪を落としたい」など体重管理をしたいという裏側にある目的とは

silver and gold padlock on white table

「体重を落としたい」「体脂肪を落としたい」という目的で運動をする方はおおくいらっしゃると思います。

ですが、その裏側にはさらに重要な目的があると私は考えます。

  • 容姿を良くしたい(自己認識を変えたい)
  • 周りの人から見られる印象を変えたい
  • 家族や周りの愛する人達から良く思われたい
  • 病気になりたくない  など。

主にこういった目的があると考えています。そう考えると「筋肉をつけたい」というのは、目標であって目的ではないと私は考えています。

明確な”目的達成のための目標“(ここでの目標は“数字”で表されるものと考えています)を設定しないまま運動を継続したり、目標達成せずに運動を途中で挫折してしまう方は、この目的を見失ってしまう事があると考えます。

目的を達成するまでの”プロセス“を設定しておく事は大切だと思います。中間目標、達成基準。

例1
脳卒中を予防したい→1ヶ月後に血圧を正常血圧値まで下げる→そのために週2回、合計60分の有酸素運動を1ヶ月継続する→1ヶ月後の正常血圧値達成! など。

例2
健康診断でA判定をもらう→2ヶ月間週5回ジムに通う→健康診断→D判定だった(HbA1c高値)→何が原因か分析→20時以降の食事を控える&有酸素運動を週150分行う→血液検査→HbA1c正常範囲で目標達成!(原因は夜食と運動不足だった) など。

明確な目標を設定する事は、目的を遂行するために大切な事だと思います。例えば、「体脂肪を◯%落としたい」「筋肉量を◯kg増やしたい」「容姿を良くして人間関係が好転したい」など。
その目標値が、目的にどのような影響を与えるかまで整理しておく事は大切だと思います。

設定した目標が、“目的を達成するための数値”である事は大切です。更に目標数値を達成した時に、目的に近づく事ができているか?目的は達成できているか?などの振り返りは重要だと思います。

”人間関係をよくする“という目的は、外見だけでなく中身も大切であると考えています。ですが継続的な運動を行う事で脳もリフレッシュされ、クリアな思考になると考えます。結果、人間関係にも良好な影響が出ると思っています。

私自身、筋トレを始めたキッカケは“地元開催のサッカー全国大会で良いプレーをしたい”と思ったからです。

さらにその裏には、”チームに貢献したい“という思いと、“自分がレギュラーで試合に出て、自分の価値を高めたい””周りから良く見られたい”という思いがありました。

2.ストレスを解消する

これを目的に運動を始める方は、それほど多くはないと感じています。

ですが、私はこれは体調管理において大切だと思っています。運動する事で見た目の変化や病気を予防できます。ですが、現代は仕事やSNSでストレスを受けやすい環境だと思います。

ストレス度を数値で表すアプリも開発されてますので、気になる方は参考にしてみて下さい。

デジタル断食をする上で、運動という手段は良いと思っています。

man people woman girl
Photo by Omar Faruque on Pexels.com

私も、週に1回は運動を行なうように心がけています。

”ストレス管理のための運動“と位置付けて行う事で、運動を行なった週は調子が良いと感じています。

逆に、運動が行えなかった時は、一日の終わりがしんどく感じます。

私は継続的に運動を行えている時の方が、ストレスとうまく付き合えていると実感しています。

ストレスとうまく付き合っていく事は大切な事と考えています。その手段の一つが”運動“です。

3.病気を予防する

これは1番大切な事だと思っています。

健康診断などで、かならず「1週間でどのくらい運動するか」という類の質問があると思います。運動は、健康維持するための大切な投資です。ですが、この投資には習慣化できるまで“意思力の消費”を伴います。

運動が習慣化となりにくい要因の一つに、目的意識が軽薄となり、運動の優先順位が下がってくる事が一因として考えられます。

病院勤務時代には、足切断を余儀なくされた方や若くして脳卒中を患った患者様のリハビリをする機会がありました。

ご本人も辛いですし、周りのご家族様も辛い思いをされます。

病気を予防する事の重要性は今後も変わらないと思います。その手段の一つが”運動“です。

現在、会員様で変形性膝関節症の症状が緩和し仕事が行えている方や、腰痛症がなくなった方など、運動を行う事で予防できる怪我や関節障害も存在します。

運動習慣を持つ事で、転倒予防にも繋がります。旅行先や登山などで、転倒し骨折…というケースも考えられます。

また、怪我をしても日頃から運動していると回復が早いケースもあります。

4.まとめ

私が考える運動の目的(本質)
  • 容姿を良くするため(筋肉をつける/体重を落とす)
  • ストレスを解消するため
  • 病気や怪我を予防するため(内科/循環器科/整形外科 他)

目的は、結構抽象的だったりする事が多いです。
(例えば何かの大会に出場し優勝する事を目的としても、優勝する目的が何か?優勝後にどのような事を想像しているか?などを言語化しておく事は大切だと思います。)

そして、人間はストレスに対して3大欲求で発散しようとすると私は考えています。健康の根幹は、ストレスといかに付き合っていくかが大切だと思います。

少し話がそれましたが、

目的を達成するために大切な事は

厳しい数字を始めから設定しない。という事が習慣化させるために大切な事です。

”週2回ジムに行く“としても、「かならず20分自転車して、20分歩いて、筋トレ3セットして…」と厳しい目標を設定するのではなく、

「気分が乗らない時は、自転車3分して終わり」でも良いと思います。大切な事は”行動した“という事実を作る事が、何より習慣化させるためには大切な事と実感しています。(ここでは週2回ジムに行ったという事実を作る事が1番です。実施内容はどうでも良いです)

そのためには、明確な数字目標を設定する事が大切だと思います。そして、成功体験を得る事が継続性を持たせるために大切だと考えています。

常に目標の裏側にある”目的”を見失わないように。

ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、PRP-Japan
PRIコンセプトを基に、障害の予防とパフォーマンスの向上を目的としたコンディショニングをおこなっています。また、サッカー指導者としても活動しており、特に小学生に対する指導を行っています。 運動や習慣改善によって健康を支援することに情熱を注いでおり、各個人のニーズに合わせたプログラムを設計しています。興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。詳細は直接やりとりの中でお伝えいたします。
記事URLをコピーしました