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大腰筋と横隔膜を緩める!”目”、”鼻”、”口“、”耳“の重要性 中西メソッド×耳ひっぱり〜「疲れない身体」をいっきに手に入れよう!〜(後半)

谷本一真
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現在、YouTubeに中西哲生の哲GAKUという中西メソッドをアップデートさせる連続講座がアップロードされています。

中西メソッド×耳ひっぱり〜「疲れない身体」をいっきに手に入れよう!

前半で、私なりにまとめた主な内容は

「ボディワーク」と「身体性」について

ボディワークの説明
  • トレーニングとボディワークの違い(腸脛靱帯を上手く使う)
  • 受動的ではなく、能動的に行うように仕掛ける。
  • 全体最適による改善(作用点の問題には、力点から全体をみていく)
  • 論理的な説明の重要性
身体性とは
  • 外からの情報を、どのように捉えてどのように反応するか
  • 身体の弾性力を使って動く
  • 高重心である事。大腰筋と横隔膜が姿勢に関係し、この2つの緊張に関係するのが「目、鼻、口、耳」
  • 定まる事の重要性

主に、これらの事について、具体的な説明を動画の中でされていました。とても勉強になる事が多かったです。

姿勢を作るのは「横隔膜」と「大腰筋」

この2つが姿勢に強く関与していると指摘されている。

ここで面白いのが、

この2つと「蝶形骨」が筋膜で繋がっている

という点である。

ここから、

「目、鼻、口、耳」のボディワークの紹介がされていた。

この取り組みは、藤本靖さんが行っているボディワークの内容が紹介されていた。(動画50分頃〜)

  1. 蝶形骨を整える「耳ひっぱり」
  2. 副鼻腔を整える「顔マスク」
  3. わりばしワーク
  4. 片目のワーク(縄跳び)

①蝶形骨は、頭蓋仙骨療法などでもアプローチする骨でもあり、とても重要な骨であるという事は知っていた。具体的に自身で介入する方法は知らなかったので勉強になった。

②副鼻腔は三叉神経支配のため、覚醒に関わっているという。中西氏は頭痛などの時にこのワークを行っているらしい。

私もたまに頭痛があるので、その際にはやってみよう。

③顎の関節は、肩関節や股関節とも繋がっているとされており、わりばしを奥歯で挟んだ状態で肩や股関節を回していくと緩んでくるという。

顎の緊張というのは、身構えや防衛反応とも関係しており、顎の緊張を緩める事の重要性を言われていた。(外側・内側翼状筋が緩む)

④片目になる事で、目のストレスを取り除く効果がある。

これはビジョントレーニングの講習会でも言われていた事である。目の筋緊張をとる事は、身体の動かし方にも変わってくるのでとても重要な事であると考えています。

僕もパソコン作業などでは、片目で行ったりしています。目の疲れが変わってくるので、おすすめです。

また、動画の66分頃から、自律神経系の話もとても勉強になりました。

現代人は、リラックスするよりも、アクティベーション(覚醒・飽きさせない)する事が大切であるという事が、心に残りました。

自律神経や脳神経の覚醒させるには、脳幹から出る2つの経路が重要となる。

上に行くのが「脳神経12対」、下に行くのが脳神経の中にある「迷走神経」。これは内臓に関係し、自律神経や脳神経系の覚醒に働きかけるには、「目鼻口耳」と「内臓」で関わっている。

パラリンピック水泳で、視覚障害の富田宇宙選手が覚醒に関する実験を受けられたそう。

常に目を閉じているので、覚醒を上げる事が重要

⇨1番、覚醒が上がったのは「わりばしワーク」らしい。

顎の筋肉は三叉神経(覚醒)に関わっているためらしい。

動画::1時間14分頃〜

このように、研究結果をもとに言われると、重要性が伝わってくる。これがロジカルに説明する事の重要性だと私も思いました。

なので、姿勢に関わる緊張を整えるために、

目鼻口耳

内臓(食事)

が重要であると思う。

あくび呼吸のワーク

横隔膜の芯を緩めるワークだそうです。

声を出して喉を開く事で、三叉神経を刺激し、横隔膜脚を緩めるトレーニングらしい。

横隔膜脚を緩めるのは、あくびしか緩められないらしい。

これはとても面白い研究である。

基礎医学の重要性

藤本靖さんの影響を受けた、中西メソッドは奥が深くとてもタメになる内容です。

基礎医学の重要性を再認識し、それらをもとにどのようなトレーニングや介入をしたら良いのか考える事ができる。

病院で勤務している時は、医療は日進月歩であり常に勉強していかないといけない状況でした。

フィットネスに関しても、転職して1年半経ちますが、この動画でもある「飽きさせないための取り組み」がとても重要であると思います。常に勉強をしていくこと、価値のあるサービスを提供する事が重要であると考えます。

転職し、トレーナー関係のセミナーや勉強を行う事で更に視野が広がりました。

運動・解剖・生理学のもとに、理学療法士を強みとしたトレーニングを今後も提供していきたいと考えるきっかけになる動画でした。

ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、PRP-Japan
PRIコンセプトを基に、障害の予防とパフォーマンスの向上を目的としたコンディショニングをおこなっています。また、サッカー指導者としても活動しており、特に小学生に対する指導を行っています。 運動や習慣改善によって健康を支援することに情熱を注いでおり、各個人のニーズに合わせたプログラムを設計しています。興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。詳細は直接やりとりの中でお伝えいたします。
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