ポゼッションサッカーにおいて大切なこと。小学生において考えてサッカーをするために必要なことは?
谷本一真
taniblog
フォワードやサイドハーフが裏に抜ける動きは、相手ディフェンダーからすると嫌な動きだ。マークがずれることで陣形が崩れてしまう。
私はこのチェックの動きで相手の逆をつく瞬間がすきだ。ボール保持者とタイミングを合わせて相手の裏をつくことができるとチームにとっても非常に有効な攻撃ができる。
敵が前に多数いる場合、逆サイドに展開しても良い。
相手が強くなればなるほど、縦に急ぐと1対1で負けてカウンターを喰らうことになる。
現代サッカーにおいて、カウンターからの失点は約40%ともいわれている。
サイドチェンジを繰り返すことで、間やライン間でボールをうける確率が上がり、ペナルティエリア内に侵入する事が可能になる。
以上、ビルドアップ場面を振り返った。
大切なことは、これを練習に落とし込んで選手たちに攻撃を組み立てる一つの手段としてみにつけてもらうことだ。
もちろん、上記以外にもビルドアップの方法はいくつもある。
サッカーに全く同じ状況が再現されることはない。ボールの置き所がずれたり、時間帯によって選択するプレーが変わってきたりする。
大切なことは、一人一人が考えて自ら判断して、大胆に攻撃を仕掛ける姿勢と細心をはらいながらリスク管理をすることである。
この2つの姿勢は、サッカー以外でもかならず役に立つ。