面白い実験 “食事の違いが体重に与える影響:双子で検証”

谷本一真
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

12月10日、たまたまつけたTVで「それって⁉︎実際どうなの課」という放送がされていました。(南海放送)

「朝ガッツリ食べて、夜少なめにすると太らない」

「朝少なめ、夜ガッツリ食べると太る」

この❶❷を比較検証する実験でした。

実験参加者は、双子兄弟の「ザ・たっち」です。

「2人が朝食と晩御飯を逆にしたら、体重にどれだけ差が出るのか?」

同じ身体、同じ生活習慣との事で、食事だけの影響を純粋に比較できる面白い実験だと思いました。

実験内容

3日間、2人には同じ食事、そして生活をする。

❶兄たくや:(朝ガッツリ)→(昼普通)→(夜少なめ)

❷弟かずや:(朝少なめ)→(昼普通)→(夜ガッツリ)

水分摂取量については、放送されていなかったので、そこは気になるところではありますが…

結果

❶兄たくや:75.7kg→75kg

❷弟かずや:75.6kg→76.2kg

2人の体重差:1.2kg

夜ガッツリ食べると太る

という結果がでていました。

大便の影響は関係ないと、出演していた管理栄養士の方が言っていましたが。

やはり、夜は少ない食事量が良いという結果になりました。

夜ガッツリ食べると、その後は動かないので取り入れた糖質(グルコース)はグリコーゲンとして筋肉や肝臓や脂肪に蓄えられます。
朝ガッツリ食べても、その後活動するエネルギーとして消費されるため、消費エネルギーが増えます。
実験結果は教科書通りの結果だと思いますが、双子が、同じ生活(活動量)で食事だけ朝夜逆転して結果が出るのは、面白いですね。

1日の中でも体重の変動は1kg前後ありますが、今回の実験では全く同じ時間に体重を比較しているから確かに違いがあると思います。

この食事量を減らす事は、様々な書籍でも取り上げられていますね。毎日1日3食という洗脳が、現代病を引き起こしている可能性はあると私は思っています。

私も、1日1食や2食にする日を作るようにしています。

仕事が遅く、疲れて夜遅くにご飯を食べることがありますが、次の日の朝は体が重たいですね。

この実験結果からもわかるように、健康的に過ごすためには夜は少なめにする事が良いと思います。

家族団欒で食事する場合でも、早めの夕食がオススメですね。

ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、PRP-Japan
PRIコンセプトを基に、障害の予防とパフォーマンスの向上を目的としたコンディショニングをおこなっています。また、サッカー指導者としても活動しており、特に小学生に対する指導を行っています。 運動や習慣改善によって健康を支援することに情熱を注いでおり、各個人のニーズに合わせたプログラムを設計しています。興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。詳細は直接やりとりの中でお伝えいたします。
記事URLをコピーしました