サッカー
PR

小学生サッカーチームのキャプテンの決め方-経験と反省を込めて-

谷本一真
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

私は2012年から、小学生へのサッカー指導をしています。その中で、R4年度まで率いたチームのキャプテンを選定し、選手たちがどのように育ったかを経験しました。

そこで、たどり着いた一つの答えがあります。

それは、「キャプテンを決めない」といういうことです。

だいたい、チームで上位3に入る選手の中からキャプテンを決めることが多いと思っています。よって、キャプテンは良い時も悪い時も常に試合に出場するケースが多いです。

また、キャプテンに対しては厳しい指摘も他の選手に比べると多くなってきます。それでも試合には出場し、大事な場面で結果を出したりします。

これらを踏まえて、キャプテンが自分の能力を過信してしまい、良い意味で勘違いをすることがありました。

すべてのキャプテンがそうなるわけではないと重々承知しています。しかし、キャプテンや副キャプテンを決めてしまうと、そこでヒエラルキーが発生してしまいます。

2023年に行われたWBCでの日本の活躍は感動しました。そのチームには1人1人がキャプテンの気持ちで臨むため、キャプテンを設定していなかったようです。

小学生年代への育成において、一番大切だとことは「成長する」ことだと思っています。

成長する。これは、数値化が難しい部分があると思います。もちろん、リフティングがうまくなる事や大会でよい成績を残すことが成長の一つの証かもしれません。しかし、自分の考えを相手に伝える能力や、要求する姿勢、うまくいかなかった時のリアクション、苦手なことに取り組み継続する姿勢などは小学生年代から求められる能力だと思います。

大人になり社会にでれば、すべてが平等ではありません。辛いことや理不尽なことなど、腑に落ちないことがあると思います。

その中で、結果を出しながら大きくなっていくことが大人には大切だと思っています。

小学生の年代において、結果ではなく非言語的な成長(心の成長)を求めるべきだと私は思っています。

うまくいかなかったことも含め、すべての結果には意味を見出すことができると思います。

小学生へのサッカーの指導においては、大人も子供も常に成長しあえる関係が理想だと思います。そして、心を通わせ、楽しい時間を共に過ごし、恥も喜びも悔いも楽しさも味わえる経験をすることが育成には大切だと思っています。

R5年度は、新たに4年生の担当コーチとなりました。このチームを6年生まで担当することになると思います。このチームではキャプテンを決めずに指導していきたいと思います。

ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、PRP-Japan
PRIコンセプトを基に、小学生~高齢者を対象に運動療法を実施しています。 また、主に小学生を対象としたサッカー指導者としても活動しています。 PRIエクササイズを体験したい方、お気軽にお問合せください。
記事URLをコピーしました