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小学生において、運動・食事・睡眠は比例関係であるべき。

谷本一真
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10年以上小学生のサッカー指導に携わっていますが、私が尊敬する指導者の方から教えていただいた事があります。

中盤でよく動く選手は、ほかの選手に比べて消費エネルギーが多い。その分、他の選手より食事を摂らないとエネルギー不足になってしまう。
私はおにぎりやバナナなどの炭水化物の捕食として促していた。

また、

小学生年代は、母親が背が高かったら子供も背が高い傾向がある。

これは、確かにその通りだと私も感じています。小学年代においての身長は母親の身長に比例して大きくなるのではないかと私も感じています。
もちろん、そういう傾向があるという個人的な感覚です。

必要な摂取エネルギー

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平均的なライフスタイルよりも身体活動が多い、または少ない集団では、5歳以降にER(エネルギー必要量)を±15%調整すべきであることが示唆された。最適な健康を維持し、座りがちなライフスタイルに関連する疾患のリスクを減らすためには、身体活動の推奨は食事の推奨に付随しなければならない。

My summary
My summary

この論文において、私が感じたことは、5歳以降において身体活動が多い子供は、エネルギー必要量が約15%足りない可能性を示唆している点です。

ここは、中盤でよく動く選手が特に当てはまる可能性が高いのではないかと考えます。

食事量が、あまり動かない選手、またベンチにいる選手と同じ量だと、体が必要としているエネルギーを補給できていないかもしれません。

そういったことが、身長増加の遅れになるのかもしれません。

また、この論文では10~18歳までの睡眠時間は9~8時間という論文を引用しています。

近年、20時や21時までサッカーをするサッカークラブがある中で、必要な睡眠量の確保が困難な場合も出てきます。

・睡眠不足
・エネルギー不足

基本的には、必要な摂取エネルギーは消費エネルギーによって決められます。よく動く子供には、多くのエネルギーが必要だと思います。

こういった2つの問題は、小学生のサッカーを指導する立場として、多くの保護者に知っていただきたいことです。

特に、サッカーに一生懸命になればなるほど、体と心のケアを大切にしてほしいです。小学生の時期にしか体験できないこと、色とりどりの感情を抱かせることが、心を育み、よりより大人へと成長する栄養になると、信じています。

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ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、PRP-Japan
PRIコンセプトを基に、障害の予防とパフォーマンスの向上を目的としたコンディショニングをおこなっています。また、サッカー指導者としても活動しており、特に小学生に対する指導を行っています。 運動や習慣改善によって健康を支援することに情熱を注いでおり、各個人のニーズに合わせたプログラムを設計しています。興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。詳細は直接やりとりの中でお伝えいたします。
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