中国古典〜1日1言〜:2/19
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楽しみは極むべからず
-楽不可極-
「礼記」
楽しみは極むべからず
礼記:儒家の経典。礼についての解説・理論を述べたもの。
人生は短い。その短い人生にこれといった楽しみがなく、あくせく働くことだけで終わってしまうなら、なんのための人生か。
問題は、楽しみ方。
楽しみごとは、のめり込めばかえって苦しみを増す。「楽しみは極むべからず」で、ほどほどがよろしいようだ。
人生には楽しみが必要
人生において、楽しみを見出すことは大切なことだと思います。
・24時間の中で、数分の楽しみを作る
・1週間で、1日の楽しみを作る
・1ヶ月で、1日の楽しみを作る
・1年で、1日の楽しみを作る
など、時間をうまく活用して”楽しみ”をつくることは人生を豊かにするための大切な手段だと思います。
・朝のコーヒー
・家に帰っての家族との食事
などは、日常の時間を使って楽しみをつくることができます。
また、
・週に2日の休日
・毎年、夏に帰省して友人と遊ぶ
・年末の家族の集まり
など、”たまにおこなう”ことで、価値が高まることがたくさんあります。
そういったさまざまな楽しみを自分で作ることで、日々の仕事をこなす活力にもなります。
人生において楽しみを作ることの重要性
ストレスを解消するためにも、”楽しみ”をつくることは大切です。
特に、人との関わりに関連したことを作ることで、自己肯定感も高まります。
やはり学生時代の友人というのは、一生の付き合いになるのではないでしょうか。
私も時折会う友人との時間を楽しみにしています。
楽しみは極むべからず
スポーツ選手が、オフの時期にやるゴルフなどは、リフレッシュには最適なのだと思います。そこには、”みんなでおこなう”ことで、より価値が高まると私は思います。
”友人たちと楽しめる趣味”というのが、人生を豊かにしてくれます。
私でいうと、サッカーは趣味でもありますが、同時に結果を出したいという欲望もあります。
そういった仲間と、オフにし慣れないゴルフをしたりして楽しみを作ることで、コミュニケーションも深まりリフレッシュもできます。
クラブチームや職場の仲間と、違う活動をおこなうことで、親睦が深まります。
そういった活動の機会を、たまに作っていくことが大切だと気付かされる言葉です。
本書は人生を生きるうえで参考になることばがたくさんあります。ぜひ購入して普段の生活に役立てることをお勧めします。