中国古典〜1日1言〜:1/21
谷本一真
taniblog
苟に日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり
-苟日新、日日新、又日新−
「大学」
苟に日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり
自己啓発のすすめで紹介されています。
修身とか修養などは、他から押しつけられるものではなく、自分を鍛えようとする自覚的な努力を抜きにしては考えられない。
自覚的な努力をすることで、長期的な成長が見込めます。それを語っているのが、このことばです。
自覚とは、「自分の置かれている位置・状態、また、自分の価値・能力などをはっきり知ること」。
自分の置かれている立場を客観的に理解し、その価値や能力を高めるための努力が必要です。
努力する事柄が、心から楽しい、好きという感情がないと、努力は継続できません。
人間は常に学び続けないといけません。
大人が学びを止めてしまうと、時代にあわない教育をしかねません。学び続けることは、大人が子供に対する責任だと思います。
私がこの本と出会ったのは、2015年です。そこから、もう5往復は読んでいます。文庫本を購入したのですが、毎日読みやすいかたちとなっています。今も適当なページを開いて読んでいます。
私は2016年〜2019年(小学3年〜小学6年)まで指導した子供たちに、卒団時に「心にひびく論語(ナガオカ文庫)」の本を贈りました。
温故知新という言葉が私自身好きで、子供たちには普遍的に語り継がれている言葉に触れながら、新たなことにどんどんチャレンジしてほしいという思いを込めてプレゼントしました。