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中国古典〜1日1言〜:1/25

谷本一真
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虎穴に入らずんば虎子を得ず

-不入虎穴、不得虎子-

「後漢書」

虎穴こけつに入らずんば虎子こじを得ず

虎穴:きわめて危険な場所のたとえ

虎子:虎の子。虎の子は、とても価値の高いもののたとえとして使われます。

後漢王朝のとき、西城の経路に活躍したのが、”班超“という人物である。

この班超という人物が、他国へ訪問したときに語ったことばです。

班超のこのことばは、思い切った決断を表明したことばである。だが、決断の前に熟慮がなければ、成功はおぼつかない。班超の場合も、決断する前に、十分に相手側の動静を調べあげていたことを忘れてはならない。

 

リスクをとることの重要性

このことばは、「大きな成果を得るためには、身の危険を冒すことも必要だというたとえ」

これは人生において大切なことと考えています。

現在、転職活動がSNSで取り上げられるのを見かけます。慣れ親しんだ環境を変えることにはリスクを伴うことも多いと思います。

しかし、自分がどのような目的で人生を過ごしているかということを明確にし、より良い環境となり得るならばそこにtryすることは大切だと考えています。

私も公務員という職種から転職しました。そこにはまわりの反対もありました。しかし、自分が目的とする信念を大切にすることで決断をしました。

現在は、あのまま病院に勤務していたら経験できなかったことをたくさん経験しています。転職して良かったと思っています。

スポーツにおいてのリスク管理

スポーツにおいて、体のリスク管理をすることは大切です。

そこには日々のコンディショニングが大切になってきます。良い準備をすることが怪我の予防には大切です。

・睡眠時間
・食事内容
・フィットネス
・ストレス管理

これらは1つ1つが密接に関わっており、どれかひとつだけ良くしても効果がありません。これら4つ全てを管理して「調子が良い」と感じる状態にしなければなりません。

こうした準備が整ったうえで、リスクをとることができると考えています。

こうした状況が整わない状況でリスクをとると、怪我の発症リスクが高まります。

脳震盪

話は少し変わりますが、近年は脳震盪に対するスポーツ時の対応がガイドライン化されて明確になっています。
脳震盪ガイドライン2020

この資料にあるように、原則脳震盪を疑われる状況にあれば、その日のプレーは禁止です。

根性論が根付いていたスポーツ界は、現在は化学的根拠に基づいた対応がベースとなってきています。

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ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、PRP-Japan
PRIコンセプトを基に、障害の予防とパフォーマンスの向上を目的としたコンディショニングをおこなっています。また、サッカー指導者としても活動しており、特に小学生に対する指導を行っています。 運動や習慣改善によって健康を支援することに情熱を注いでおり、各個人のニーズに合わせたプログラムを設計しています。興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。詳細は直接やりとりの中でお伝えいたします。
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