中国古典

中国古典〜1日1言〜:1/22

谷本一真

 

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って弘毅こうきならざるべからず

-士不可以不弘毅-

「論語」

士:リーダーの立場にある人物
弘:広い見識
毅:強い意志

広い見識をもたなかったら、視野狭窄症におちいり、たちまち壁にぶつかってしまう。また、強い意志力を身につけていなかったら、困難にぶつかった場合、ねばり強く打開していくことができない。

広い見識

広い見識をもつためには、勉強は必須だ。その一つの方法が読書である。古来から歴史が語り継がれる方法の一つが書物だ。

動画が盛んになっている現代、活字を読むことを少年時代から大切にしてほしい。文章から内容を理解すること、著者の伝えたいことを理解することは大切である。

私も小学生のころは、サッカーの本を購入してフェイントなどの練習をした。

自ら学ぶ姿勢を身につけることはとても大切だ。

学校での受動的な教育の弊害はここにある。大人になったら情報は自分から取りに行かないといけない。

私も20代前半から読書に目覚めた。もっと早くいろいろな書物に触れていたらもっと良い出会いや良い学びがあったと思っている。

子供たちには本を読むことの重要性を伝えている。

そしてもう一つ、古来から歴史が語り継がれている方法がある。それは、人から人へ語り継がれることである。

イエスキリストも孔子も、弟子がたくさんおり、その弟子たちが考えや言葉を伝えている。

広い見識をもつためには、有能な人へ話を聞きにいく姿勢が大切だ。これはいつの時代でも変わらないことだと思う。

強い意志

どれだけ強い意志をもつことができるかが大切になってくる。

少年サッカーでも、「クラスのみんながやっているから」「親がやれと言っているから」という他者要因で継続しても、強い意志は育まれない。

その場合は、「(自発的に)やりたい」と思っている事柄に、全力で取り組ませることが大切である。

また、照れて本当のことを言わない子供たちもいる。そういう子たちには強い意志は育まれない。照れてしまうということは、自分に自信がないという証拠だと私は考えている。自信をつけるためには、自信を持つための努力(練習)をしなければならない。

その努力量(練習量)は人それぞれだ。強い意志をもって取り組んでいることは、結果が出るまでやり抜く。この姿勢を磨いていくことが大切だ。どんな小さいことでも構わない。その積み重ねが自信をつけ、意志を強くする方法だ。

例えば、少年サッカーなら「リフティング20回できるまで練習する」など。ボール扱いが苦手な選手でも継続的に頑張ればクリアできる数値だ。その積み重ねが自信につながる。それが意志を強くする方法だ。

強い意志を育むために

まずは「目的意識」をもつことだ。

なんのためにサッカーをやっているのか?これを明確にしておく必要がある。「功の崇きはこれ志、業の広きはこれ勤」である。

例えば、目的=家族を養いたい。目標=プロサッカー選手になり、1億円プレイヤーになる。

というように、強い意志を育むためには明確な目的意識が必要だと考えている。

そして次に大切なのが、「目標」だ。

目的を達成するために必要な目標を、設定してクリアしていくことを繰り返していくことが大切だ。

小さい目標から、大きな目標まで。

手が届くか届かないかというラインの目標を設定することが大切である。

その積み重ねが強い意志が養われる。

強い意志がある選手は、力強い目をしている。

そういう選手が多くいるチームになるように、指導者として今後も努力を重ねていく。

守屋 洋 中国古典 一日一言 PHP文庫

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ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士
PRIコンセプトを基に、障害予防に特化した運動療法を実施しています。 また、小学生へのサッカー指導や社会人サッカーチームの監督をしています。 PRIコンセプトに基づく運動療法を希望する方やスポーツにおけるパフォーマンス向上に取り組みたい方、お気軽にお問合せください。
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