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ためになる!中西メソッド×耳ひっぱり〜「疲れない身体」をいっきに手に入れよう!〜(前半)

谷本一真
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現在、YouTubeに中西哲生の哲GAKUという中西メソッドをアップデートさせる連続講座がアップロードされています。

今回は、この講座が凄く勉強になったのでまとめてみます。

講師:藤本靖(ボディーワーカー)

ボディワークとは?

「筋肉を上手く使う」ためには、腸脛靱帯がポイントである。

人間は腸脛靱帯がある事で、バネのような動きができる。

腸脛靱帯の弾性力を引き出す事で、筋肉が過剰に使用されるのを防ぐ事ができる。

競輪選手が、自転車を漕ぐ時に「腸脛靱帯を緩めるように、振るように漕ぐ」

そうすると、自然に胸や上半身が連動して動いていく。

緩む事で、筋膜が緩み自然と全身が使われるようになる。

そうする事で、表面の筋肉ではなく、体の中の筋肉が自然と使われるようになる。

立ってる姿勢も、腸脛靱帯のバネを利用すると、自然と体が中心に集まって軸ができてくる。

この状態は、楽に立てる状態である!

揺らぎが大切である事が、ここでも再認識できました。

R-body conditioningでは、トレーンングとコンディショニングを分けて考えています。

藤本靖さんのボディワークでは、更に「筋肉を緩める」という事にフォーカスをあて、身体の余計な緊張を生ませないための取り組みであると解釈しました。

“中西メソッド”のエッセンス(ボディワーク的視点)

「コーチが教えたいことより、選手がやりたいことを優先」
(コントロールより、感覚を優先)

1.部分最適より全体最適を重視(例:片足立ち+呼吸)

2.できそうでできないことを選手に提示 →神経系の覚醒を促す(学習効果)

3.「ロジカルな説明」&「体験型」の両方からのアプローチ →認知的(トップダウン)&身体的(ボトムアップ)

部分最適と全体最適

トレーニングでは、体の上手くいってない所を改善させようというのが、普通のトレーニングである。

片足立ちで、呼吸を加えていくと、体全体を意識するようになる。

→そうする事で、違った体との広が・繋がりに目を向けるきっかけに繋がる。

本人が気になる部分だけ、問題点だけ着目するのではなく、原因に着目する!

作用点だけ直すだけでなく、

力点がどこにあるのか?

支点(主に呼吸)はどこか?適切か?

問題点となる箇所だけみるのではなく、全体をみる事で部分を修正していく考え方。

これはR-bodyで学んだ全身統合という事とも繋がった。

できそうでできない事をする

本人がやる気になるメニュー構築が重要

これは、今の仕事でもとても重要である事である。

簡単だと飽きてしまう。

難しすぎると、つまらない。

飽きる事がないようにさせる。

ここは、本当にトレーナーの腕の見せ所なんだと思う。

回数やテンポや強度なども変える必要がある。

「子供が遊び疲れた」感じになるのが理想である。

少年サッカーの練習でも、子供は難しい課題を与えると行わなくなる。フィットする練習だと「もっとしたい」「交代したくない」となる。このような練習メニューを与える事が子供が成長するために必要な刺激なんだと思う。

どんだけ勉強し、現場の状況をみてトレーニングメニューを提供できるかが重要であると思う。

ロジカルな説明(エビデンス)

選手によっては、ロジカルに説明し理解させる事で重要。

久保建英選手は、「こうこうこうあったら、こういくからこうするんだよ」「じゃぁやってみよう」とロジカルに説明し理解させトレーニングしていくみたいだ。

ここで「指導者が見本をみせて、本人ができない」という事でやる気が生じる。

人によって、「認知的な働きかけがトレーニング効果がでる」という報告もあるらしい。

中西哲生さんは、W杯などで全ゴール・全データを作り、「このシュートが1番入りやすい」と説明すると、選手はやるってなる。

データで説明する事の重要性を痛感しますね。

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ABOUT ME
谷本一真
谷本一真
理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士、PRP-Japan
PRIコンセプトを基に、障害の予防とパフォーマンスの向上を目的としたコンディショニングをおこなっています。また、サッカー指導者としても活動しており、特に小学生に対する指導を行っています。 運動や習慣改善によって健康を支援することに情熱を注いでおり、各個人のニーズに合わせたプログラムを設計しています。興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。詳細は直接やりとりの中でお伝えいたします。
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