小学生サッカーチームのキャプテンの決め方-経験と反省を込めて-
谷本一真
taniblog
現在、読んでいるこの本は私自身にとって今年最大のヒット作です。
今まで感じていたことが、見事に言語化され、潜在的に感じていたことを顕在化してくれています。
その中で、「考えろ!」と試合中に選手たちにコーチングすることは多々ありました。
これは大反省です。普段のサッカーにおけるトレーニングに明確な目的を私自身が持つことができていませんでした。(試合中に起こるだろう現象と感覚情報を、練習に落とし込むことができていませんでした)
「無意識の実行機能」
これは、何者にも勝る判断です。
私自身、最近では練習試合中には「取り組もう!」と言うようにしています。
チームや個人において、現在取り組んでいる足りない能力(それを引き出す制限)を思い出させるようにしています。大脳レベルではなく、小脳(間脳)レベルで反応してほしいと思います。
この本を読んでいると、医学の勉強をしていることは、指導をする上で有利に働いているなと実感しています。(脳卒中の患者様を10年以上みさせていただき、脳機能に対する知識はある程度あります)
サッカー指導者として、理学療法士として、トレーナーとして、オリジナルなサッカー指導が今後できるように日々勉強していきます。